日本は腰痛大国といわれるほどに、腰を痛めている方が多いと思います。
それは立ち方、歩き方に起因するのですが今回は骨格についてです。
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足は骨格で立つ
最近は筋肉ブームですが、実は足は筋肉メインで使ってはいけません。
足の筋肉は、立つ歩くためのものではなく、骨格を調整するためのものです。
疲れやすい人、立ちすわりで腰が痛い人の大半は、筋肉メインで動作しているために骨格が曲がっています。
体重がきれいに足の骨にのっていないのです。
そのため疲れやすく、形状的にも足は曲がってしまいます。
また体重を乗せない骨は骨粗鬆症の温床にもなります。
またいずれ書きますが背骨は体重を乗せてはいけません。
足の筋肉は歩く(移動)ための動力ではなく、足の骨格をまっすぐにするための調整役です。
股関節を正しく認知する
足と骨盤をつなぐ股関節が正しく認知できていますでしょうか?
これが重要でこの認知を間違っているがゆえに足が曲がってしまうのです。
おそらく現代日本人が思っているよりも上で後ろです。尾骨より上です。
お尻に力を入れると窪む尻えくぼの奥の上にあります。
足の前側の折れ目を意識すると間違いやすいです。
股関節を正しく認知できるだけで、立つ歩くが劇的に変化します。
筋トレ、ストレッチをやる前に認知力を高めましょう。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。