腰は大丈夫ですか。
道場で女子中学生が腰を痛めたと昨日いっていました。
腰痛に年齢は関係しません。
もちろん全く年齢が影響しないわけではありませんが、それ以上に動作の違いが大きいです。
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脇を締めなければ、腕は背中・腰に負担をかける
脇を締めるとは、腕を閉じることではありません。
脇下のあばら骨にある主に前鋸筋を締める行為です。
腕と脇をくっつけることではありません。
感覚的には肩甲骨を胸で引っ張って脇下に納める感覚です。
腕の側はリラックスしてください。
脇が締まっていませんと、腕に乗った重さが背中を通って腰に伝わります。
重さが腰にくる感じで、多くの方がこの感覚と思います。
脇が締まれば、重さはわき腹を通じて股関節に伝わります。
股関節は体重の5倍支えられる強固なところです。
脇の甘さが腰痛の原因
脇を締めましょう。
先回も書きましたが、締めるべきは、脇と骨盤(下腹と尻)です。
体幹が締まれば手足はリラックスします。
不健康な方は、体幹が抜けた結果固まり、手足顔が緊張しています。
顎や手の震えが止まらないのもこれが一つの原因です。
日々繰り返し練習していれば、しまりが当たり前になります下さい。

この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。