正しく歩く-⑭なぜ足が広がり腰がまがるのか?

最近、街を歩いていますと足が広がり腰を曲げて歩いている方が増えているように感じます。
でこぼこ道や坂道がないコンクリートの平らな道ばかりを歩くことに原因があると思いますが、そうとばかりは言ってられません。
何らかの方法で改善したいものです。

脛(すね)には骨が2本ある

脛には「脛骨(けいこつ)」「腓骨(ひこつ)」の2本の骨があります。
脛骨がメインの骨で歩行時における脚への衝撃吸収の役割を持ちます。
腓骨は脛骨の約1/4の太さしかない骨で、脛がねじれることを補佐します。

問題は腓骨に体重をかけてしまうことです。
近年は腓骨に体重がのり、小指側へ足が曲がりO脚傾向になります。
腓骨は小指側の細い骨ですから足の負担も大きくなります。
あ尻は落ち、結果つらいので腰が曲がっていきます。

脛骨に100%体重をのせ腓骨は浮かせる

脛骨に100%体重が乗らなければいけません。
わずかでも腓骨に体重が乗ってはいけません。
脛骨に体重が乗れば歩行中はずみ感が出るはずです。
脚もまっすぐとなり伸長も高くなります。

イメージとしては腓骨が100%浮いている感覚で歩くことです。

全てには原因がありますから年齢のせいにして立ち止まらずに精進して快適な生活をしましょう。

   

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