腰痛大国の日本!
気のせいかも知れませんが、年々普通に歩けなくなっている方が増えている気がします。
専門的にみますと、子供からその傾向(老齢歩行問題予備軍)が多くみられます。
主な原因が、フラット(舗装)な道路・バリヤフリー、先端が細く反っている靴などなど
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かがむときに腰が伸びてしまう癖
歯磨きや、台所、風呂おけに入る時、掃除機、低い位置での作業など、前にかがむときに腰を伸ばしている人が多いようです。
腰を伸ばして前かがみになると背骨に余裕がなくなり前側の荷重が伸ばした腰に集中し腰を痛めます。
ご自身で確認してください。
体操であれば前屈してみてください。
最初に腰を伸ばしていませんか?
本来はハムストリングス(桃浦)、お尻と太ももの境界線が最初に伸びます。
ここが伸びれば腰はほとんど伸びません。
ハムストリングスがなぜ伸びない
多くの方がハムストリングスが固まり感覚がありません。
理由は単純、「でこぼこ道」を歩かないからです。
コンクリートのフラットな道だけを歩けば足を上げずに、足を前に放り出しながら歩けてしまいます。
そのため足が体より前にあるため体がくの字になります。
でこぼこ道(昔の人)を歩けば足をわずかでも上げます。
この足を上げるときハムストリングスを使うのです。
コンクリートのフラットな道をいくら6000歩歩いても、ひざ下歩きでハムストリングスを使いません。
対策
①でこぼこ道を歩く
②でこぼこ道をイメージして足を上げて歩く機会を設ける
③足元に何かを置いてそれをまたぐ運動をする
など
上記を意識して取り入れればハムストリングスが柔らかくなります。
体操でハムストリングスを柔らかくすることは難しいです、強いので。
対尾を1週間でもして戴いたら、前屈して見てください。
ハムストリングスがニューと伸びたら腰痛とさよならです。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。