多くの方が腰痛に悩まされています。
日本は肩こり・腰痛大国といってもいいかもしれません。
目次
お腹は縮めずに膨らませる
お腹を縮(ちじ)めてしまう人がたくさんいます。
理由は様々ですが、いくつか代表的な理由を挙げてみましょう。
・かみしめ癖
・お腹をスリムに見せようとする
・よくある腹筋運動に見られるようにお腹を縮めることで力が入るという勘違い
特に現代はストレスの多い社会です。
精神的な緊張やプレッシャーがかかると、人は自然とお腹を縮めてしまいます。
また、仮に縮めずにいたとしてもお腹がボヤっとしていては姿勢が保てません。
お腹が縮めば背中側を引っ張りますので、それに拮抗しようとして腰が披露し痛くなります。
運動して腰が痛くなる人は、運動の力みでお腹を縮めている可能性が高いです。
お腹はクロスで膨らませる
ではお腹を膨らませるラインを図で示します。
人体構造は左右がクロスしていますので図のようなイメージになります。
見た目は膨らませても思うほど変わりません。
しかしお腹を膨らませることで
・呼吸が整う
・循環がよくなる
・消化器系が活性化する
・姿勢が楽になる
・動作パフォーマンスが向上する
・疲れにくい
といった効果があります。
スタンフォード大学でも検証されたデータがあり本も発刊されています。
お腹を膨らませるコツは呼吸を吸った時も吐いた時も膨らませ続けることです。
呼吸を吐いた時も決して縮めません。
ぜひお試しください。

この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。