骨盤の中心にある逆三角形の骨が「仙骨」です。
まずはこの骨の位置と形を認知してください。
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認知で動作が変わる
人間の身体は大変優れていて、意識が認知した通りに動きます。
たとえそれが間違った認知だとしても認知したように動こうとします。
肩を回したときに肩が「ゴリゴリ」人は肩の位置などの認知が間違っている可能性が高いことになります。
一流のスポーツ選手であれば「イメージ」を大切にしますが、動作イメージだけではなく、身体イメージも大切ということになります。
そこで「仙骨」の正しい認知が重要になります。
下記の写真を見て確認ください。
「仙骨」の角度で背骨(姿勢)が決まる
現代人は猫背が多いと言われています。
猫背は腰痛・肩痛・頭痛などの温床です。
猫背の人は「仙骨」が鳩の尻尾のように後ろに飛び出ています。
「仙骨を納める」といいますが、仙骨は骨盤の内側に収まり尾骨は前を向いていなければなりません。
鳩の尻尾になっている人は仙骨と腸骨のつなぎめにある仙腸関節が堅くなり仙骨が稼働できなくなります。
仙腸関節をいくらマッサージしてもらっても鳩の尻尾になっている姿勢を変えなければ数分で堅く戻ってしまいます。
①仙骨を認知する
②仙骨を納める(骨盤内側に入れる)運動をする
③仙骨を納めて歩く、動作する
よく「これだけやれば・・・」というノウハウ体操がありますが、日常生活での動作を変えない限り決して良くはなりません。
真剣に行えば3週間くらいから変化があるでしょう?
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。