膝痛の方が年々増えているような感じです。
町を歩いていますと、歩行が崩れている方のなんと多いことでしょう。
先日、小学校の卒業式に来賓として参加しましたが、姿勢が崩れ、歩行時動くべき体幹が全く動かず、足だけで歩いている子供が大半でした。
日本の将来が心配・・・?
姿勢が崩れれば動作がくずれて関節痛の原因になります。
運動は体全体で行うものです、足で歩くのではなく全身で歩きます。
今回は脛(すね)に着目し膝痛・股関節痛の原因を解決します。
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着地時、どこに体重が乗っていますか?
人間の体重は結構重いものです。
その何倍かが歩行時足の上に乗ります。
結構な足の負担であることは言うまでもありません。
痛めてみると改めて気づく方も多いかもしれません。
今回は脛の話です。
ここで問題は脛のどの部分に体重を乗せていますか?
さらに言えば、ここに乗せているという自覚がありますでしょうか?
一番の健康の問題は関心(認知)です。
体を愛するということは、体の詳細に関心を持つことです。
関心を持たないことは無視することになります。
無視は愛ではありません。
脛には骨が2本あります。
自覚がないとここがあいまいになります。
骨のうち太いほうが「脛骨(けいこつ)」、細いほうが「腓骨(ひこつ)」です。
体重は明確に「脛骨(けいこつ)」にのらなければなりません。
あいまいに「腓骨(ひこつ)」にも体重がかかってしまえば、がに股、内股、O脚、X脚など足が曲がります。
すなわち膝がねじれます。
これが膝痛の大きな原因の一つです。
「脛骨」にまっすぐ乗れば膝は楽になる
「脛骨(けいこつ)」にまっすぐ体重を乗せましょう。
そのためには関心(認知)が重要です。
第一に「脛骨(けいこつ)」に触ってみましょう。
毎日わずかでも「脛骨(けいこつ)」に触れていれば認知が高まります。
そうするとだんだん「脛骨(けいこつ)」に体重が乗り切れていないことがわかってきます。
毎日触れていれば3週間程度で認知力が必要十分なレベルに達します。
その後「脛骨(けいこつ)」にまっすぐ乗るように歩いて下さい。
逆に「腓骨(ひこつ)」を浮かせる感じでもOKです。
生涯元気よく歩くためにも
「脛骨(けいこつ)」にまっすぐ乗る
が超重要です。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。