姿勢の悪い代表は「猫背」が有名です。
猫背は首が前に出て、肩甲骨が背中に張り付いて固まっている状態を指します。
背骨が動きづらくなるので、肩こり腰痛を始め様々なコリや痛みを発症します。
場合によっては背中が曲がり歩きづらくなるかもしれません。
様々な原因が考えられますが現代人の多くがあるところを縮めることによって発症しています。
なんとそれは「二の腕」力こぶの部分です。
ポパイ以来、力の象徴とみられていた「二の腕」の縮みが猫背をつくっていたとは驚きです。
最近ではスマフォを始め、現代人は身体の前で手先を使うケースが多々あります。
その際「二の腕」を力んでしまい、常に縮んだ状態になってしまっています。
「二の腕」の筋肉は肩甲骨に繋がっていて縮んでいると肩甲骨を上に引っ張ってしまいます。
すると人の姿勢はだんだんと猫背になってしまうのです。
いくら背中をほぐしても「二の腕」が縮んでいる以上肩甲骨は動きません。
猫背を治すためには「二の腕」の筋肉を緩める必要があります。
さらに動作をする時に「二の腕」を力まないことが重要です。
「二の腕」を緩めるためには、
①「二の腕」を緩める運動
②「二の腕」の筋膜剥がし
③「二の腕」を力まない動作
が必要になります。
まずは日常動作で「二の腕」を緊張させていることに気づく事からスタートです。
「二の腕」を緩めてゆるゆる肩甲骨(立甲)が実現すると本当に身体が楽になります。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。