多くの方が健康体操の一環としてストレッチ(身体を伸ばす運動)を取り入れられていると思います。
ストレッチは定番中の定番で誰しもやったことがあると思われます。
今回はストレッチ動作の順番変えるだけで効果が全身にいきわたり絶大な効果となるアドバイスです。
実はほとんどの方が、ストレッチ動作の順番を間違っているために効果が薄くなって部分ストレッチになっています。
特に今回は簡単の上にはスゴイ効果ですので楽しんでください。
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誰も気づかない?ストレッチ動作の順番
では下記写真のようなストレッチ動作をする場合、どのような順番で行うでしょか?
①緩んだ手で腕を組む
②組んでから腕を伸ばす
ですよね。
これのどこが駄目なのでしょうか?
人間の身体構造は「姿勢」→「動作」の順です。
姿勢が壊れていては動作が低レベルになります。
体操選手が技に入れ前に姿勢を正していることを見ればお判りになると思いまます。
姿勢を整えるとは何でしょう?
単純には体をまっすぐに伸ばすことです。
すなわち体を伸ばしてから動作するのです。
ですから正しいストレッチ動作は
①先に腕を伸ばす
②伸ばしたまま緩めず動作し腕を組む
そうです。ストレッチしたい箇所を伸ばしてから関節を動かして必要な動作、ポーズをとります。
ヨガのポーズでも同じです。
ポーズをとってから伸ばしても伸びません。
最初に体を伸ばしてからポーズに入らなければほぼ効果はありません。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
今回の一点は「伸ばす」→「動作・ポーズ」の順番に代えるだけです。
簡単でしょう。
今この場で行ってみてください。
その違いは明白です。
これがわかれば、姿勢を整えてから歩くなど応用満載です。
参考:姿勢を整えるとは何でしょう?
単純には体をまっすぐに伸ばすことです。
より深く知りたい方のためにエッセンスのみここに記します。
①呼吸を整える
②体に内圧がかかり隅々まで張りがある状態にする
③張りがなくならないように脱力する
④体軸が立ち、背骨が伸びる
⑤手足の力を抜く
⑥頭(脳部分)か下に吊り下げられた感覚になる
⑦仙骨ないしは丹田動作が全体につながる
これに関してはまた次回以降詳しく解説していきましょう?
体が張るのは呼吸力で、決してアウター筋肉ではないのでご注意を。
アウター筋肉だと緊張して力がこもってしまいますので。
次回もお楽しみに・・・・。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。