本来、足は交差して1直線上に出るのですが、昨今は足が開き2直線上を歩行している人が多いです。
まるで線路の上を歩いているようです。
当然、体は左右に倒れながら歩きますので頭は揺れます。
最近は簡単に動画が取れますので一度自分の歩行状態を確認することをお勧めします。
現状歩行になれてしまい、なかなか自分の歩行スタイルはわかりませんので。
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足が悪いから足が開くのか?
結論から言えば足が悪いから開くのではなく、足を開いたまま生活しているので足が悪くなったのです。
足が開けば必ず、股関節か膝がねじれ体重の負荷が増します。
無事なわけがありません。
また年齢のせいでもありません。
若者、子供ですら足を開いている人はたくさんいます。
ですから、足が左右に開いたままでは問題(痛みなど)は上澄みされるだけです。
公園などを一生懸命に歩いても、足を開いたままでは足の関して言えば歩くほどの悪くなる可能性があります。
サスペンションの壊れた車で走っていれば車は壊れますよね。
なぜ足が開いてしまうのか?
多くの人が「足が悪い」と足自体(股関節含む)に原因を考えやすいですね?
足ですから当然といえば当然です。
しかし体はつながっています。
原因は意外なところにあるものです。
最も原因となりやすいのが、実は「肋(あはら)骨」なんです。
24本もある肋骨が固まって鳥かごのようになっています。
しかも上が狭く下が開いた肋骨です。
足を悪そうにしている方の胸が歩行中、ほとんど動いていないことに注目して下さい。
この肋骨の固形化問題を解決しなければ足は閉じません。
無理に閉じると今度は逆側にねじることになります。
肋骨を柔らかく動くようにしよう
肋骨は24本もあります。
かなり柔軟に動きます。
肋骨が固いと呼吸も浅くなります。
肩甲骨も固まります。
肋骨を意識した運動をしましょう。
①肋骨を認知する
②呼吸を大きくする
③手の肘と指を常にのばす
④顎と腹を力まない
以上を心がけてなんでもいいので運動してみてください。
肋骨は深いのでまたいずれ特集します。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。