顔には目・鼻・耳・口・髪などいくつものパーツがあります。
また、輪郭やしわなど美容を考えると大変です。
この中で人の印象を決定的にするものは何でしょう?
魅力的な人なのか、そうでないのか。
かっこいいか、かっこ悪いか。
誠実そうか、悪人ぽいか。
あくまで印象ですのでその人の本質を表しているわけではありません。
しかし、人の印象はかなり大きいことはご存じでしょう。
目が素敵、鼻筋が通っている、髪が素敵も、もちろん印象には影響しますが、人の印象は結論から言えば「口元」「口角」(顎のライン含む)で決まります。
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主役か脇役かは口元で決まる
論より証拠。
是非この視点でドラマを見てください。
好印象の主役の人は基本口角が上がっていて素敵な口元です。
ハリウッド女優なんかはみな素敵な口角です。
脇役はけっこう目や鼻はかっこよくても口元が残念です。
悪役はちゃんと口元が見にくくなっています。
口角が下がっていたり、顎がずれていたり、顎や喉にしわがよっていれば印象は最悪です。
特殊なドラマでもなければ主役にはなれません。
ラブロマンスものは絶対に脇役です。
なぜ口元で印象が決まる?
顔の目・鼻・耳・髪や輪郭などは、ほぼ遺伝子で決まります。
眉間にしわを寄せたり、おでこにしわを寄せたりは本人の習慣ですが、バーツの形は大部分が遺伝子で決まります。
民族的違いを見れば明らかでしょう?
人は観賞者としては皆かなり天才です。
美空ひばりのように歌うことはできなくても、その歌の素晴らしさは多くの人が感じ取れます。
美空ひばりの歌声には自然界と同じ「1/fのゆらぎ」が多いため人は心地よく感じるのですが、それを理屈抜きに感じ取れるのが人の観賞者として優れているゆえんです。
ちなみに「1/fのゆらぎ」とは、波の音や炎のゆらぎなど、2度と繰り返さない振幅のことです。
宇多田ヒカル、ドリカムの吉田美和、サラ・オレイン(私一押しのゆらぎ)など「1/fのゆらぎ」を持つ歌手がいます。
心にしみる歌声です。
話を戻しますが人は観賞者として優れているために、人のどこにその人となりが現れているかを感じ分けているのです。
そのため遺伝子で決まるところにはあまり関心はないようです。
人は生まれて以来、呼吸し水分を補給し食事をし言葉を使います。
したがって口元は、その人がどのように口を使ってきたかで変わってしまうのです。
単純に口の右側だけで食事をしていれば口は曲がります。
口先で話していると口の周りが力みジワがよります。
笑顔が少なく不満が多ければ口角は下がります。
目は嘘をつけます。
怒っていても優しい目は作れます。
しかし口元の震えは止まりません。
口のエクササイズを
口をエクササイズしましょう。
運動としては舌回しを推奨します。
1日1分それだけで十分です。
日常生活を見直しましょう。
口の片側で噛んでいるのはよく味わっていない証拠です。
舌全体で味わいましょう。
舌のサイズはけっこう大きいのです。
舌先で食べているとすぐ飲み込んでしまいます。
喉越しまで味わえば人生を豊かにできます。
口先でしゃべらず、胸から(腹から)話しましょう。
相手により誠意が伝わります。
歌もうまくなります。
英語もうまくなります。(理由はまた別の機会に)
もちろん笑顔を当たり前にしましょう。
このことで口元が好印象となり、少なくとも貴方の第一印象は劇的に変化するでしょう。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。