年齢とともに固まりやすいのはどこでしょうか?
ズバリ背中側です。
伸長が縮むのも背骨が固まるからですし、腰が曲がるのも背中側が固まるためです。
マッサージなどでほぐしてもらって気持ちいいのは背中ですよね。
今回は簡単なあるポーズで呼吸すれば、
みるみる呼吸が改善し勝手に背中がほぐれるアイデアです。
Table of Contents
そもそも呼吸はどこでしている
胸式呼吸や複式呼吸は聞いたことがあると思います。
基本は肺が呼吸しているわけですが、問題はその呼吸に体のどこが参加しているかということです。
胸式呼吸や複式呼吸も体の前側ですよね?
ほとんどの方は差こそあれ体の前側のみで呼吸しています。
そうしますと
・前側だけでは呼吸が浅い
・前側しか常時動いていないので、それ以外が固まりやすい
今回の一点は「背中」も呼吸に参加させる極意です。
背中も呼吸に参加できれば
・呼吸がより深くなる
・背中が呼吸で常に動いているので背中が自動ストレッチ
となります。
では、背中でも呼吸できるようになるコツです。
腕を前で組んで呼吸する
深呼吸するとき、大概の人は手を広げてするでしょう。
このポーズではお腹側しか動きません。
そこで手を体の前で組んで深呼吸します。
目からうろこ、たったこれだけです。
これだけでできなかった背中で呼吸ができます。
のびストレッチではないです、深呼吸です。
毎日10回からはじめてください。
1分でもいいです。
入浴中もGOODです。
もちろんTVを見ながらでも、仕事の合間でもOKです
背中をほぐしましょう。
毎日やっていると背中でも呼吸できる感覚がだんだんわかってきます。
するとびっくり、手を組むポーズがなくてもいけます。
呼吸は大切ですから、より全身が参加できる呼吸を身につけましょう。
呼吸力は強いですから、最強のストレッチです。
(くしゃみであばら骨が折れることも・・・それくらい強い)

この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
(株)AZUMAのホームページ制作に関わって10年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。空手道場を30年以上続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。