正しく歩く-②浮指にならなず地面を感じる

人が生きるということは運動することです。
その運動の中で最も大切な動作が「歩く」ことです。
残念ながら、学校での授業にもありませんから各々感覚だけで独自に歩いているようです。
ダイエット目的でも、競歩でもなく本来の自然な歩き方です。
正しく歩くシリーズ2回目です。

浮指が足の障害の最大の原因

多くの日本人は靴を履いて歩いています。
靴のほとんどは先端が細く、つま先が上がっています。
そのため、足指の間に隙間ができずくっついてしまいます。
さらに指が反ってしまい、いわゆる浮指になっています。

日本人は靴文化が浅いためか、緩いまま靴を履いています。
そのため踏み出した側の足の指が靴が脱げないように靴中で上に反らして歩いています。
もちろんほとんど(ほぼ全員か?)方は気づいていません。
癖が強ければ裸足でも指を上げながら歩いています。

地面についた自分の足(主に膝)が左右に揺れていることにお気づきでしょうか?
特にハイヒールなどの場合は顕著です。
これで何千歩も毎日歩けば膝を壊すなというほうが難しいでしょう?
日本の医療費が年々増えていることも浮指が原因といえると思います。

足指体操

一日のなかで裸足で歩くことを推奨します。
地面を10本の指すべてで感じ味わってください。
靴は、可能な範囲であれば、フラットなもの、先が細くないものを選んでください。
靴ひもがあれば毎回締めなおして足にフィットさせましょう。
何もしなくとも体の柔らかい人は足指が広がって地面をとらえています。
どんな方法でもよいので、足指に関心をもち意識を通わせてください。

   

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